はじめに:神秘の「月の山」から
ウガンダ西部、ルウェンゾリ山脈――古代から「月の山」と呼ばれ、
雪を頂くその姿は神話と伝説に彩られてきました。
そんな特別な土地で生まれたコーヒーが「ルウェンゾリ・ナチュラル・アフリカンムーン “JACKAL”」です。
ルウェンゾリ山脈の伝説

ルウェンゾリ山脈は、ウガンダとコンゴ民主共和国の国境に連なる標高5,000m級の山々。
古代ギリシャの地理学者プトレマイオスも「月の山」と記し、長らくナイル川の源流と信じられてきました。
今も氷河と雪を頂くその姿は、まさに神秘そのものです。
“JACKAL”という名の由来
このコーヒーは、日本の焙煎業者向けに現地で特別に選定されたマイクロロット。
現地を訪れたバイヤーが、ウガンダの氏族から「ジャッカル」という名を授かったことに由来しています。
現地との深い信頼関係が生み出した、唯一無二のロットです。
生産地と精製へのこだわり
[グレード] ルウェンゾリ山地産 ナチュラル マイクロロット
[生産地] ウガンダ西部ルウェンゾリ山東麓、カセセ市近郊 キシンガ
[精製工場] キシンガコーヒーステーション
[標高] 1200~2200m
[精製方法] 手摘み、水槽でチェリーを選別、上床乾燥/乾燥機乾燥
[品種] ニアサランド、ブギス(1920年頃から)、SL28/34/14(1960年頃より)
[収穫期] 8月から12月
[カップ品質] ダークフルーツ、クリーミー、シロップ
味わいとカッピングノート

このコーヒーの最大の特徴は、しっかりとしたフレーバーとワイルドな風味。
カッピングノートでは、
- ダークフルーツ
- クリーミー
- シロップ
- ベリー
- ブラックベリー
- ブラウンシュガー
- プラム
- ダークチョコレート
など、甘く濃厚で複雑な果実味が感じられます。
後味には心地よい甘みが広がり、余韻まで楽しめます。
持続可能な生産と地域への貢献
モデルファームでは、一般農家の2倍以上の収穫量を実現。
農家の収入向上だけでなく、地域全体の生活水準や子どもたちの未来にも貢献しています。
現地企業やパートナーとの協力で、持続可能なコーヒー生産を実践しています。
まとめ:特別な一杯をあなたに

ウガンダ・ルウェンゾリ・ナチュラル・アフリカンムーン “JACKAL”は、
古代からの神話と現代の情熱が交差する特別なコーヒー。
フルーティーな甘みと滑らかな後味、そしてワイルドで力強いフレーバー。
そして現地の人々の想いが詰まった一杯を、ぜひ体験してみてください。