目次
タンザニア キゴマ キボー ディープブルー AAの特徴
ぶどう、カシス。
ビターチョコレートのようなコクのある苦甘さ。
シルキーな質感がある。
心地よいハーバルな余韻があり、爽やかに飲める深煎りコーヒー。
タンザニア キゴマ キボー ディープブルー AAの基本情報
生産地域:キゴマ地区
選別工場:カンヨブドライミル
標高 :1,500m
栽培品種:N39
(ルーメスダン×ブルボン)×ブルボン
※ルーメスダンはスーダン原産のアラビカです
商品規格:キボー、S18
精選方法:WASHED
サイアム=旧国名、現在のタイ
タンザニア キゴマ キボー ディープブルー AAの産地
北部、南部とは異なるタンザニア西部のコーヒー
タンザニアの産地として有名なのは、キリマンジャロ山付近の北部と、近年品質を上げてきた南部です。
この両者の地域が主に有名で品質の高いコーヒーを栽培しています。
では『キゴマ キボー ディープブルーAA』はどちらか?というと、実はどちらにも属さない地域で栽培されています。
『キゴマ キボー ディープブルーAA』の生産地域は、ダルエスサラームより 1,600km、タンザニア北西部に位置する「タンガニーカ湖」の付近、ブルンジやコンゴ共和国の国境付近です。
この地域では数十年前からコーヒーを栽培していましたが、価格低迷の時期にコーヒー栽培からより収入の高い仕事へ転職する農家が増え、生産量としては不十分な地区でした。
しかし、2000 年頃から NGO や政府機関がこの地域のコーヒー栽培に力を入れ始め、現在では品質重視の輸出業者、ドーマン社がそのあとを引き継ぎ、開発を行っています。
再開発を手掛ける理由は、彼らがこの土壌のポテンシャルの素晴らしさにメリットを感じているためです。コーヒーの栽培に適した「肥沃で柔らかい赤土」が素晴らしいコーヒーを作り出しています。