エチオピアコーヒーの歴史
エチオピアコーヒーの特徴
エチオピアコーヒーおすすめの飲み方
エチオピアコーヒーの歴史
エチオピアについて
- 正式には「エチオピア連邦民主共和国」
- 面積は109.7万平方㎞(日本の約3倍)
- 人口は1億1787千万人(2021年)
- コーヒー生産量 世界5位 585千トン (2020年)
- コーヒー輸出量 世界9位 230千トン (2020年)
所説ありますがコーヒー発祥の地と言われるエチオピアはアフリカの東部の内陸に位置しています。
9世紀にエチオピアの羊飼いの「カルディ」がヤギが木の実を食べて元気になって踊り回ったのを発見したことが
コーヒーの始まりと言われています。
あの有名なカルディコーヒーファームの由来はここからですね。
ちなみに日本は794年鳴くよウグイス平安京の平安時代前期の頃です。
そしてコーヒーはエチオピアから15世紀にアラビア半島に、その後ヨーロッパに伝わります。
よく聞く「モカ」とは?
よく「モカブレンド」って聞きますよね?
大体エチオピア産のコーヒー豆がブレンドされています。
そもそも「モカ」とはイエメンのモカ港から輸出されているので「モカ」と言われるそうです。
アラビア半島からコーヒーは広がって言ったとお話ししましたが、
アラビア半島にあるイエメンのモカ港経由でエチオピア産のコーヒーも輸出されていました。
よって「モカコーヒー」とはエチオピア産とイエメン産のコーヒーのことをさします。
エチオピアコーヒーの特徴
エチオピアコーヒーの種類や特徴
エチオピア産のコーヒーの特徴はフルーティーで芳醇な香りとバランスの良い酸味と甘みです。
種類(産地)はイルガチェフェ、シダモ、ハラール、リム、グジなど。
ちなみにイエメンの有名なコーヒーは「モカ・マタリ」と言われ高級品です。
寒暖の差が激しく、美味しいコーヒーが生産されています。
イルガチェフェの特徴
エチオピアコーヒーの中で特に注目されているのがシダモ地区の標高2000mにあるイルガチェフェ村です。
レモンや柑橘系のフレーバーや果実の様な甘味が特徴です。
イルガチェフェでも農園や場所により違いはありますが、
明るい明るく柑橘系のニュアンスを有し、高品質なウォッシュドコーヒーの名産地として知られています。
エチオピアコーヒーのグレードやランク
エチオピアコーヒーはグレードやランクがG1~G9まであります。
欠点豆の数でランク分けされており、G1が一番欠点豆が少なく良いグレードとされています。
G1は300g中0~3個、G2は300g中4~12個です。
実際に当店は焙煎前後に欠点豆をハンドピックをしますが、上記の数以上ありますね。
単純にG1だから美味しいというわけではなく、G2,G3のものでも美味しいコーヒーはあります。
輸出されるのはG5以上です。
エチオピアコーヒーおすすめの飲み方
おすすめは浅煎りをブラックコーヒーです。
花の様な香りとフルーティーな甘味と酸味が味わえます。
もちろんミルクを入れてもミルクティーの様な優しいコーヒーが楽しめます。
浅煎りのエスプレッソも以外ですが美味しくいただけます。
エチオピアの伝統的なコーヒーの楽しみ方
エチオピアの伝統的なコーヒーの楽しみ方はジャバナというやかんの様なものにコーヒーを細かく挽いて
水から沸騰させ、その上澄みを飲んで楽しみます。
上澄みは特に酸味が強く、酸味を和らげるために塩やバターを入れて楽しみます。
コーヒーの生産量約半分を自国で消費されています。
カリオモンというコーヒーセレモニーがあり、お客様をもてなす時に行います。
日本で言う茶道の様な習慣です。
コーヒー豆の焙煎から2時間程度かけて3杯のコーヒーを楽しみます。